お台場の歴史~昭和から平成~公園として残る国指定の史跡

本来の役目である”台場”としての役目を終え昭和~平成と時代と共に変化していくことになるお台場。
昭和に多くの台場が埋め立て・撤去され、平成に入り都心の混雑を緩和するため、東京都が再開発に乗り出し企業進出を誘致。
都内でも有数の観光スポットへと変貌を遂げる。
昭和に多くの台場が埋め立て・撤去され、平成に入り都心の混雑を緩和するため、東京都が再開発に乗り出し企業進出を誘致。
都内でも有数の観光スポットへと変貌を遂げる。

お台場の夜景
東京都内でも指折りの観光スポットに!
東京都は1990年代に、過密化する都心の混雑を緩和するため、東京臨海副都心として臨海部の開発を進めた。
世界都市博覧会の開催予定、テレビ局の社屋移転、レインボーブリッジや大型アミューズメント施設、ショッピングモールなどが次々に建設され企業進出が誘致された。
1995年には新橋・有明間にモノレールが開業。
2020年の東京オリンピック開催に向け、大型ホテルの開業や、大型複合施設の建設なども予定されている。

東京みなと館
お台場の過去から現在までの歴史を観に行こう
「東京みなと館(東京ミナトリエ)」は、東京港の歴史や開発計画などを紹介する博物館。
20階という高層に位置するため、眼下に広がる東京港や臨海副都心の眺望が魅力。
湾岸の巨大なコンテナ船のほか東京スカイツリーや富士山、羽田空港といった遠景と一緒に、現在のお台場を360度ワイドに見渡すことができる。
その他、「お台場海浜公園内にあるマリンハウス」では、台場公園の写真を「史跡パネル展」として展示しています。
東京みなと館(東京ミナトリエ)
お台場海浜公園内にあるマリンハウス
年表:昭和~平成
1928年(昭和3年) | 第三台場が東京市により整備され、台場公園として市民に開放される。 |
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1934年(昭和9年) | 第二台場・第五台場が東京市に払い下げられる。 |
1939年(昭和14年) | 第四台場が新しく完成した埋立地(品川区天王洲町・現在の品川区東品川)に埋没して消滅。 |
1941年(昭和16年) | 東京港が開港。 |
1947年(昭和22年) | 芝区・麻布区・赤坂区が合併して港区が成立し、台場地区は東京都港区芝品海砲台となる。 |
1955年(昭和30年) | 品川区と地続きになっていた旧第四台場の土地が、港区より品川区に割譲される。 |
1957年(昭和32年) | 8つの台場のうち唯一陸上に造られた御殿山下台場が撤去され、跡地に品川区立台場小学校が開校。 |
1961年(昭和36年) | 東京港の開港に伴い船舶が増加したため、航路を塞ぐ形で浮かぶ第二台場が撤去される。 |
1962年(昭和37年) | 第五台場が新しく完成した埋立地(港区品川埠頭・現在の港区港南)に埋没して消滅。 |
1963年(昭和38年) | 第一台場が新しく完成した埋立地(港区品川埠頭・現在の港区港南)に埋没して消滅。 |
1965年(昭和40年) | 第七台場が撤去され、現存する第三台場と第六台場以外のすべての台場が消滅する。 なお、第七台場は最初から未完成のまま海面下に水没した状態で残されていた。 台場地区に住居表示が実施され、港区芝品海砲台(第三・第六台場)が町名変更により港南五丁目となる。 |
1974年(昭和49年) | 品川区東八潮にお台場で最初の大規模建築物である船の科学館が開館。 |
1976年(昭和51年) | 首都高速湾岸線の大井 – 13号地(当時)間の開通により、東京港トンネルが供用開始。 |
1978年(昭和53年)~1979年(昭和54年) | 船の科学館周辺で宇宙科学博覧会の第一期・第二期が開催される。 |
1979年(昭和54年) | 東京港の海底を掘削した際の残土により埋立が進められ、13号埋立地が完成。 そのうち北部は幕府が築いた台場にちなんで、お台場と呼ばれた。 完成当時、13号埋立地はいずれの区にも属していなかったが、北部は港区、西部は品川区、南部は江東区にそれぞれ帰属。 |
1995年(平成7年) | 世界都市博覧会の中止が決定。 これにより企業の進出や移転のキャンセルが相次ぎ、13号地は空き地だらけとなったため、発展に暗雲が立ち込める。 東京テレポートセンター、東京臨海副都心建設、竹芝地域開発など、この地域を中心に事業を行っていた第三セクターは大幅な赤字となり事実上破綻。 11月1日、ゆりかもめの新橋駅 – 有明駅間が開業。 |
1996年(平成8年) | 臨海副都心開発により新たに港区台場が13号地北部に成立する。 これに伴い、第三台場・第六台場が港区港南五丁目から港区台場一丁目に変更される。 |
1997年(平成9年) | フジテレビが新宿区河田町より移転、同局のテレビドラマ『踊る大捜査線』などによりお台場の知名度が上がる。 2002年のりんかい線の全線開通もあって、商業施設のみならず居住施設やランドマークも続々と誕生。 東京都知事の石原慎太郎がカジノ構想を提唱したため、注目度は一層高まる。 |
2007年(平成19年) | 首都高速湾岸線の13号地出入口が臨海副都心出入口に改称される。 乃村工藝社本社ビルと台場ガーデンシティビルの竣工をもって港区台場の開発が完了。 |
2013年(平成25年) | 青海・台場クロスウォークの供用開始。 |
2017年(平成29年) | 続日本100名城(124番)に選定される。 |